SHINJU FOREST PHILOSOPHY
私たちの仕事が評価を受けるのは、
もしかすると百年後かもしれません。
林業とは、苗木を植えてから、数十年、数百年という、
長い年月をかけて、森を育てていく仕事です。
植林をしてから5年間は下刈りという、
木の生育環境を整えてやる作業。
5年目から10年間は枝打ち。
そこからさらに数十年をかけて間伐を行い、
木と森林の成長を手助けしていきます。
変化のスピードが早く、結果を求められる時代にあって、
林業は少し違った時間軸にある仕事かもしれません。
数十年後、数百年後の人たちに、豊かな森のめぐみと、
質の高い木材を受け渡すために
今日も私たちは、森へと入っていくのです。
真樹フォレスト
4つのサービス
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木材生産
先人たちが数十年という長い年月をかけて育て、現代に生きる私たちに受け継いでくれた森のめぐみ。真樹フォレストの代名詞ともいえる「ヒノキの無節材(むぶしざい)」は、その品質の高さにより市場でも群を抜いた高値で取引されています。
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林間栽培
真樹フォレストが林間栽培で生産しているハラン(葉蘭)は、九州一の出荷量。大きな葉が特長で、料理の器として使われたり、フラワーアレンジメントなどにも多く使われています。もしかすると、あのお店のお料理やディスプレイに使われているハランも、真樹の森育ちかもしれません。
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森林管理・保全事業
木も人と同じく、「十木十色」。根を張る場所が違えば、太陽の浴び方や養分の摂り方も変わります。木々や森の未来を予想しながら、いまどのように手を加えるべきか。森林の保全管理にも、真樹フォレストならではのノウハウがあります。
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環境貢献事業
真樹フォレストでは、健康、観光、教育といった多様な分野が、森林空間とつながることにより創出される「森林サービス」をはじめ、カーボン・オフセットへの貢献、植林事業や森林のリラクゼーション効果を活用したレジャーの創出など、森林を通じた新たな環境貢献事業にもチャレンジしていく予定です。
データでひもとく
真樹フォレスト
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創業
1968年
創業はいまから半世紀以上前のこと。
先人たちの志の高さが
現在の評価の高さにつながっています。 -
自社保有山林の面積
400ha
真樹フォレストが
長崎県と熊本県に保有する山林の面積。
おなじみの東京ドームで例えると
約85個分という広大な広さです。 -
ハランの年間出荷量
12万枚
真樹フォレストは
ハランの出荷量九州ナンバーワン。
あの名店のお料理の盛り付けにも
私たちのハランが使われているかも? -
受託山林の面積
520ha
真樹フォレストが
森林保全を任されている山林の面積。
自社保有山林よりも
広い範囲を任されているのは
私たちの誇りであり信頼の証です。 -
真樹生産材の取引価格
50000円
真樹フォレストの
代名詞ともいえるヒノキの無節材。
一般柱材が18,000円/㎥
であるのに対して50,000円/㎥
という高値で取引されています。